中国28人のテロリスト殺害「新疆日報」(無料で読める新聞ランキング1位)-11月20日あれこれニュース

f:id:arekore888:20151120200609j:image
【北京共同】中国新疆ウイグル自治区の公式メディア「新疆日報」は20日、9月18日に自治区アクス地区の炭鉱で起こった襲撃事件に関わった「テロリスト」28人を警察当局が殺害したと報じた。中国の公式メディアが事件の発生自体を認めたのは初めて。
これまで米政府系放送局ラジオ自由アジアが、自治区の警察当局が子どもや女性を含む17人を殺害したと伝えていた。新疆日報は、28人に子どもや女性がいたかは伝えていない。
【コメント】
この事件は現在行っているIS主導のテロ事件と関係あるのか?もしくは、既存のウイグル独立運動が中国経済低迷を受けて激化したのか見極める必要がある。仮に前者であっても、今後、後者を原因とする反政府運動や暴動が激化するのは自明の理。その最大の震源地はウイグルチベットだろう。中国がバブル崩壊をソフトランディング出来るのか?もしくはハードランディング出来るのかで世界経済は行くべき道が変わると言って過言ではない。
ソフトランディング出来れば、これまでの反則技と批判されていた政府の株価対策の市場介入が正当性を持つ。つまり、教科書で習った「神の見えざる手で導かれた結果が市場」ではなく、「共産党の丸見えの手によって導かれた結果が市場」が正解となる!?
しかし、ハードランディングともなれば、共産党の政策は愚弄の骨頂と内外から批判を浴びる。人間とはそういうものだ。結果次第で天と地の差がある。