共同声明で中国を牽制 参加拡大、韓国も前向き(無料で読める新聞ランキング５位)-11月20日あれこれニュース

フィリピン・マニラで開かれたアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議で、中国の習近平国家主席が、日本や米国が進める環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）への危機感をあらわにした。中国経済についても「相当な下ぶれ圧力に直面している」と認めるなど“世界第２位”の経済大国のメンツは丸つぶれだ。

　南シナ海の人工島問題が議題になることを回避するのに必死だった中国だが、経済でも焦りの色を隠せない。（夕刊フジ）

　首脳会議の関連会合の演説で習主席は、ＴＰＰについて「域内の自由貿易の枠組みが次々と現れ、分断化が進むのではないかとの懸念を引き起こしている」と述べた。

　中国は、米国が参加しない東アジア地域包括的経済連携（ＲＣＥＰ）を取りまとめたうえで、ＡＰＥＣ全域を包括するアジア太平洋自由貿易圏（ＦＴＡＡＰ）に発展させる構想を描いている。　しかし、ＡＰＥＣ２１カ国・地域のうち日米など１２カ国がいち早くＴＰＰ交渉で大筋合意し、新たに関心を示す国も相次いでいることから、ＦＴＡＡＰも、中国が不参加のＴＰＰを基礎に進む可能性が強まっている。“中華経済圏構想”を主導するシナリオは破綻寸前だ。

【解説】

TPPは中国封じ込め政策と言われている。一方中国は日米主導のアジア開発銀行に対抗してAIIBを主導しアジアへの影響力を強めようとしている。そのためには、人民元がIMFの仮想通貨SDRに早期認定される事が不可欠。また、前述のの構想を基盤にRCEPを取りまとめ、TPPに完全に対抗出来る貿易圏の創設を確立しようとしている。

　実際、ＡＰＥＣに参加している東南アジアを中心に、ＴＰＰへの関心は高まっている。首脳会合でもフィリピンやインドネシア、韓国がＴＰＰ参加の意欲が高い国であることが紹介され、１６日には林幹雄経済産業相と会談したタイのアピラディ商務相も参加に前向きな姿勢を示している。

　東南アジア各国のＴＰＰへの傾倒は、アジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）設立などでアジアでの影響を強めてきた中国にとっては大きな痛手だ。ＴＰＰの対抗軸として中国が進める東アジア地域包括的経済連携（ＲＣＥＰ）は、大半を東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）が占めるためだ。

　中国による南シナ海の岩礁埋め立てに対し、フィリピンやマレーシアなどが反発を強めていることも中国にとっては逆風だ。中国寄りだった韓国までがＴＰＰ参加意向を示すなど、アジア経済を主導したい日米にとっては、絶好の“攻めどき”となっている。

【解説】

確かにTPPはまだ未参加国の興味を惹きつけているが、大きな鍵を握るのは米国の動向。

というのも、オバマ大統領はTPPを推進してきたが、議会の同意をまだ得ていない。ヒラリー大統領候補に代表されるように民主党内でも現状のTPPの条件での参加に反対する声もあり、共和党ではその声は多い。

【コメント】

 日本はTPP一本に絞り、アメリカ一辺倒だがそれで良いのか？というのも、TPPは中国封じ込め政策の一環であるが、それは必ずしも中国不参加を想定したものでは無い。アメリカはむしろ中国を参加させて自由競争原理を中国市場に導入してシェアを取ろうと狙っている。

中国は今まさに世界の工場から世界の市場へと変わりつつある。よって、最悪の事態としては次の大統領次第ではTPP不参加という事もあり得る。(オバマ政権の期限内に議会の同意を得られない可能性が高まっている。) 

 確かに中国は様々な問題を抱えている。しかし、発展段階で色々あるのはしょうがないと

大きな目で見て、日中の軋轢を軽減し、友好関係を深めるべきでは？隣国で争っていても何にもならない。しかし、それは中国一辺倒を意味しない。アメリカともこれまで築いた友好関係を大切にするべき。つまり、どこの国も駆け引きを行って有利な国と組んでいる状況で日本は友好という言葉に翻弄されて損なくじばかり引いている。友好と外交政策は分離して、外交政策は損得で組んだり、離れたりする。一方友好関係は離れたとしても維持せねばならない。

ISの迷走ぶりが酷くてなおさら怖い(無料で読める新聞ランキング7位)-11月19日あれこれニュース

ＩＳが拘束の中国人殺害 習主席強く非難

11月19日 14時49分

過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートが、拘束していた中国人を殺害したと、インターネット上の英語版の機関誌で伝えたことについて、中国政府は殺害を確認し、習近平国家主席が強く非難しました。

ＩＳはことし９月、インターネット上の英語版の機関誌で、ノルウェー人と中国人とみられる２人を拘束したと伝えていました。

ＩＳは２人の解放と引き換えに身代金を要求していましたが、１９日までに「２人は不信心者の政府によって見捨てられた」として、殺害したことを明らかにしました。

これについて、中国政府は１９日午前、中国人男性の樊京輝さんがＩＳに殺害されたことを確認しました。

国営の新華社通信によりますと、習近平国家主席は訪問先のフィリピンで、「ＩＳによる中国人殺害という凶暴な行為を強く非難する。テロは人類共通の敵だ。中国はあらゆる形式のテロに断固反対し、取り締まる」と述べ、強く非難しました。

また、中国外務省の洪磊報道官は談話を発表し、「人間性を失った凶暴な行為を中国政府は強く非難し、犯罪者を必ず法で裁く。中国は引き続き、国際社会との反テロ協力を強め、世界の平和と安寧を守る」と述べました。

【コメント】

ISは一体何をしたいのか？イラク戦争にも、現在の攻撃にも無関係な中国人を殺害するのは

明らかにまと外れ。敵を増やす事をして何になるのか？この集団統率が全く取れてないのか？それとも、ISを名乗る他のグループの犯行なのか？

しかし、いづれにしても、より恐怖を感じる。テロというのは、数人でも揃えば成立する。いつ、どこで、何をするのか分からないからだ。

日本球界のエース清原選手(無料で読める新聞ランキング2位)-11月19日あれこれニュース

19日放送の「ダウンタウンDXDX」に出演する清原和博さん（左）、元木大介さん

　元プロ野球選手の清原和博さんが、19日放送のバラエティー番組「ダウンタウンDX」（読売テレビ・日本テレビ系）の2時間スペシャル「ダウンタウンDXDX」に出演。巨人時代の後輩の元木大介さんも出演し、清原さんが外国人選手のタフィ・ローズさんとロッカールームで一触即発のムードになったというエピソードを語る。

　収録で元木さんは「野球道具を大切にしているキヨさんのバットをローズが勝手に触り始めた。キヨさんが（何度も）『やめろや……もうやめろや！』って言った後に、怒ったんです」といい、「僕が止めたんですけど、若手とかは、ロッカールームからすぐに逃げていきましたね」と語ると、清原さんは苦笑いを見せる。また清原さんは名球会のイベントで中学生と真剣勝負することを明かし、バッティングセンターで練習している様子がVTRで紹介されるが、空振りや、ボールが前に飛ばず落ち込む姿も見せる。

　

　2時間スペシャルには、岩城滉一さんと結城アンナさん夫妻、花田虎上さんと倉実さん夫妻、マック鈴木さんと小原正子さん夫妻、魔裟斗さんと矢沢心さん夫妻、木村祐一さんと西方凌さん夫妻、森渉さんと金田朋子さん夫妻のほか、 アニマル浜口さん、浜口京子さん、勝俣州和さん、石神秀幸さん、松嶋尚美さん、鈴木紗理奈さん、小島よしおさん、とにかく明るい安村さん、菊地亜美さん、小島瑠璃子さんも出演する。19日午後9時から放送。

【コメント】

日本の失われた20年と景気の低迷を表現する事があるが、日本野球界もそれ同様。野茂が、イチローが大リーグに渡り次々に日本のエース選手がそれに続いた。その後、日本球界は大リーグの2軍扱いというを国民に与えてしまった。そんなこんなで、巨人戦ですらテレビ中継をしなくなり長い年月が流れた。最近では、巨人選手の野球賭博事件と暗い影を落とす。

清原と言えばPLの超大物と騒がれた、元巨人の大物選手。週刊誌ではクスリをやったのどうのこうのと話題になってるが、その有無の問題ではなく、出来る事なら野球界のスターとして応援してきた人の気持ちに答え素晴らしい事で世間を騒がしてほしい。

ブッシュの怖い反撃(無料で読める新聞ランキング19位)-11月19日あれこれニュース

ブッシュ元知事、ＩＳ打倒へ地上部隊派遣を主張

チャールストン〈米サウスカロライナ州〉＝佐藤武嗣

2015年11月19日13時37


シリアへの地上部隊派遣を訴えるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事＝１８日、サウスカロライナ州のシタデル陸軍士官学校、佐藤武嗣[PR]

　来年１１月の米大統領選に向けて共和党の指名候補獲得を目指すジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は１８日、サウスカロライナ州のシタデル陸軍士官学校で軍事戦略について講演した。過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）打倒のため、シリアなどへの地上部隊の派遣を主張した。中国にも触れ、強い警戒感を示した。

内向的な性格でリーダーシップを取るのが苦手と共和党での討論会で目立つ事のなかった

前ブッシュ大統領の弟だがここからブッシュ家の本領発揮か？？

ブッシュ家は既に2人の大統領を輩出しており、2回の戦争を引き起こしてるのは周知の事実

現在、上院、下院では共和党が過半数を取っており、順番から考えても次は共和党大統領。

しかし、ヒラリーに対抗出来る人物が居ない。

注目度ナンバー1のトランプ氏は面白さナンバー1であり、彼が本当に大統領が務まると

思う人は数少ない。そう、彼はジョーカーに過ぎない。ジョーカーで上がる事は許されない。

アメリカは常に仮想敵国を想定して共和党政権で戦争をおっ始めるのがこれまでの悪習。

今回もISのテロが世界を席巻しているご時世。ブッシュ家がこれで引き下がる単純な家系

とも思えない。ここから、ブッシュ弟が巻き返しをはかる恐ろしいシナリオはあるのだろ

うか？もし、アメリカで9.11の二の舞が起これば悪い予感が過る今日この頃だ。

パリのテロ事件(無料で読める新聞ランキング1)ー11月19日のあれこれニュース

仏当局 死亡メンバーに首謀者いないか確認急ぐ(NHKニュース)

11月19日 12時07分

フランスのパリで起きた同時テロ事件で、捜査当局は、１８日の捜索の際に起きた銃撃戦で死亡した武装グループのメンバーの中に、同時テロ事件の首謀者とみられる男がいないか、身元の確認を急ぐとともに、逃走中とみられる実行犯のグループの２人の男の行方を捜査しています。

パリで起きた同時テロ事件で、捜査当局は１８日、シリアで過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートに加わり、事件の首謀者とみられるアブデルアミド・アバウード容疑者がパリ近郊のサンドニにある建物に潜伏しているという情報を得て捜索に入り、武装グループとの間で銃撃戦になりました。

武装グループの少なくとも２人が死亡、男女８人が拘束されましたが、この８人の中にアバウード容疑者はいなかったことが確認され、捜査当局は、死亡したメンバーの中にアバウード容疑者がいないか、身元の確認を急いでいます。

また、同時テロ事件で使われた車に関する目撃情報から、死亡した実行犯７人のほかに少なくとも２人の男が犯行に関わっていたことが分かりました。この２人のうちの１人は国際手配されているサラ・アブデスラム容疑者で、捜査当局は、逃走中とみられるこの２人の男が事件の詳しいいきさつを知っているとみて、行方を捜査しています。

解説: エジプトで10月31日ロシア旅客機が墜落(ISのテロの可能性が高まってきた)そして、11月13日の金曜日に

ご存知のパリ同時多発テロ事件が起こった。そしてテログループISはアメリカにもテロ予告を行った。

現在フランスでは国境封鎖をして、全力の犯人探しを行っている。まさに上記の記事のように。

コメント: 世間ではISが悪の根源で、狙われた国は善良な人々で皆んなでやっつけようというムード一色。

ただ、それで解決するの？それって正しい見方なの？

もちろん、フランス、エジプトで起こった事件は悲劇であり、ISがやっているなら、非道な行為そのもの。

しかし、よく考えてみるとそれだけでは公正な見方ではないと思う。

話しをイラク戦争まで戻して考えるべきでは？覚えてる人も多いと思うけど、国連の同意なしに

アメリカ、イギリス、日本が筆頭にイラク戦争の火蓋がきられた。そして今テロに加わった人の中には

戦争がなかったら、平穏な日々を送れていた人、家族を失わなくても良かった人、恋人や友人を失う必要

のなかった人、職を失わなくても良かった人も含まれていると思う。(全員ではないが・・・・)

そもそも、イラク戦争は必要だったのか?? 結局フセインは核兵器を保有していなかった。

ともかく、戦後処理でイラク国内が、イスラム圏が、慌しくなったのは、紛れも無い事実。

人間はやったらやり返すもの。特に今回先に手を出したのはアメリカ同盟国側。

では、日本はどうするべきか？まず、イラク戦争は誤りだったと素直に認める方がいい。アメリカでは

ブッシュの弟(現共和党大統領候補)でさえ誤まりを認めている。じゃ、まずイラク戦争の犠牲者に哀悼

の意を示そうよ。次にこの戦争に加わらない事だ。そして、ISに対してではなく、イラク戦争で犠牲に

なった人に対して責任をとるべき。じゃあ、どうやって責任を取るべきか?

世界には、人の住んでない地域が沢山ある。そこを日本が長期借り受けをして、そこにイスラム教の犠牲

者の人たちを移住させればいい。そうすれば、イスラエルとパレスチナの問題に解決の糸口があるかも。